KSR110改善記 足回り

タイヤ(その1) リア120/80化
走行距離も5,000kmを超え、リアタイヤのスリップサインが出てきたのでタイヤを交換しました。
当初、K178かK778を考えてましたが、ワンメイクでサーキットを走行する話があり、ちょっと冒険してTT91GPで、リアのサイズを120/80-12に。
なおリアのサイズアップに際しては、チェーンカバーがタイヤサイドに干渉する恐れがあり、ちょっと削りました。またチェーンが新しいと、タイヤ外周が大きくなるためスイングアームと干渉する恐れがあるので、チェーンのコマを増やすか、伸びた状態で(笑)(2004/10)
!DUNLOP TT91GPF(100/90-12)
!DUNLOP TT91GP(120/80-12)
→効果:グリップは良い!リアの外周が大きくなり、3速で引っ張れる様になったが、4速ではトルクが食われる・・・。そのためか耐久性も良好で、なかなか減りませんでした。
タイヤ(その2) リア100/90戻し
これまでに、リアタイヤを120/80-12にしてドリブンスプロケを1T増やしたので、計算上はノーマルと同程度の最終減速比になるのですが、タイヤの自重と接地面積の大きさからか、燃費が40km/hをきることがちらほら。最高速も伸び悩む状態です。
そんな折、KSR-IIに乗る友人が前後のタイヤを交換するというので、あまり減っていないフロントタイヤを貰えることになりました。
!DUNLOP TT91GPF(100/90-12) 中古いただきモノ
→効果:120の安定感はありませんが、ノーマルサイズのヒラヒラ感+TT91のグリップは良い感じです。リアタイヤの外周が戻ったことで加速重視になりました。なのに最高速も100km/hいくのは何故?燃費は40km/hを少し上回る程度となりました。
チェーン・スプロケット
走行距離も5,000kmを超えて、ARK店対抗運動会をトドメということで交換。ついでに、リアタイヤの外周が大きくなったので、ファイナルを合わせるためにドリブンスプロケットを1Tサイズアップ(2004/11)
その後、ボアアップでトルクが増えたので、少しロングに振るためにフロントを16Tに変更(2005/08)
しかし、タコメーターを付けてみると4速でふけ切っていないことが判明したので、走行距離も18,000kmを超えてタルタルだったこともあり、バカツーの前にチェーンとスプロケ(15/32T)を交換しました(2006/03)
!RK Uリング ゴールドチェーン(GS420MRU-110L)
!カワサキ スプロケツト(アウトプツト),15T (13144-1147)
!AFAM スプロケツト(ドリブン),32T (15110-32)
→効果:ちゃんと上まで使って走れます。金のチェーンと金のスプロケが良い!
リアサスペンション(その1)
ARK店対抗運動会出走後、加速時に腰砕けな感じがありお尻が落ち着かないような気がします。
運動会で散々飛んだり跳ねたりしたので抜けたのかも知れませんが、それならちょっと冒険して社外品でも・・・ということで、リアサスの交換に踏み切りました(2004/12)
タケガワ リアサスペンション(06-04-039) \10,500
→効果:値段の割に遊べるサスです。
サス本体の寸法、およびスプリング部分の自由長も出荷時の状態は純正と同寸でした。
車体色に合わせ、パーツ関係はゴールドを使っているので、色合いもGooです。
取り付けた感じは、
ボルトオン・・・ダンピングは良く効いているが、加速時の腰砕け感がまだ残る。
出荷時より1 4/6回転締込・・・リア周りだけで見ると割と良いが、逆にフロントが弱く感じバランスが悪い。
出荷時より1 1/6回転締込・・・腰が落ち着き、操安が安定。(因みに、私の体重は67〜68kgです)
プリロードが無段階調整なので、どこがいいか遊べます。
値段もCBのものに比べれば安いので、抜けたら交換ということで。

Fフォークを油面調整+イニシャルアジャスターを装着したので、出荷時より1 3/6回転締込としました(2005/11)
リアサスペンション(その2)
2年・2万km以上使い込んで、流石にタケガワのサスも抜けてきました。今度はK社のガスのやつでもと思って付けたらば、1ヶ月もせずにロッドの付け根からオイル漏れ発生!
どうもシールがNGの様で、「KITAC○、またかい!」と嘆いていると、友人がレース車両の余剰パーツを譲ってくれました(2008/09)
!オーリンズ リアサスペンション (KA607)
→効果:以前CBでも同社製を使っていましたが、踏ん張り具合が段違いです。あわせてフロントのオイル粘度を10→15にしました。
通勤仕様で、圧:12戻し、伸:10戻し、プリ:そのまま(何mmだろ?)、車高:+3mm でひとまず落ち着いています。
リザーバーパンクが落ちないか少し心配ですが(笑)

また2年・2万kmほど使い込みロッドにオイルにじみが出てきたので、O/Hに出してシャキッとしました。(2011/06)
フロントフォーク
走行距離が15,000kmを超え、ただでさえやわいフロントがかなり腰砕けになってきたので、フォークオイルを交換しました。
でも、ただ交換するだけでは不満の残るフロント周りなので、エンジンオイルにも使っている添加剤を足して油面を若干上げ、ついでにイニシャルアジャスターを装着することにしました(2005/11)
!BOLTON イニシャルアジャスター (10514) \7,875
!EPL PL-500 メタルトリートメント オイルの5%くらい
→効果:初期動作が少しだけスムーズになり、沈み込んだところでは少しは踏ん張ってくれる感じです。アジャスターは7段のうち2段目のところにして、合わせてリアサスも上記のごとく少し締めました。あんまりガチガチでも路面追従性が落ちるので、適度に沈むようにしています。
ブレーキホース
5,000km毎になくなるFブレーキパッドの交換時期を迎えましたが、物置から昔CBで使っていたステンメッシュホースが出てきたので、オリーブ・ワッシャ・バンジョーボルトも注文して、ついでにホースを前後ともステンメッシュに交換しました(2005/11)
!GOODRIDGE ステンレスバンジョー 20°x4 (中古整理品)
→効果:カチッとしましたが、Fフォークを改善済みなので良いです。ただ、普通に組んだらフロントはホースの遊びがキャリパーの直ぐ上にきてしまい、タイヤに当たりそうで精神衛生上よろしくなかったので、純正ホースについている透明な硬いチューブを移植するために組みなおしました。
またホース外径が細くなったので、メーターが少し見やすくなったかな(笑)
ブレーキパッドピン
走行も2万kmを超え、いいかげんヤレるところはそれなりにヤレてきています。ブレーキパッドを交換した際に錆と偏磨耗のあったパッドピンの交換を検討していましたが、デイトナのカタログを眺めていると、使えそうなSUSのパッドピンを発見。人柱覚悟で試しに付けてみることにしました(2006/03)
!DAYTNA SUSパッドピンセット (32991)ニッシンキャリパー用 ピン長64mm M10x1.0P
→効果:偏磨耗のない新しいピンですから微妙な引きずりが激減しました。SUSなので錆と磨耗には強いでしょうから、当分は安心です。
但し、デイトナの注意書きには「STDピン60mm以下は使用不可!」と記載がありますが、純正ピンは58mmです。キャリパーのピン穴が貫通していたため、問題なしと自己判断しました。てな訳で、真似すると危険かも知れません(笑)

今のところ問題は発生していないので、リヤのピンも同じモノにしました(2006/06)
ブレーキディスクローター
他車種では結構リリースされているウェーブディスクですが、KSR110用は待てど暮らせど一向に発売される兆しがありません。(ブレーキング社が一度開発中となっていましたが、立ち消えました・・・)
そんな中、「百獣club」でお知りあいとなったタイのHarryさんが数セット自作(!)されたということで、1セット譲っていただけることとなりました。
お話を頂いたのは2006年秋口でしたが、年末の一時帰国の際に日本へ持参していただけるとのことで、首を長くして待っている間にFディスクローターが終わり(走行2.5万km)、到着早々2007年の最初の改良となりました(2007/01)
!ウェーブディスク F&R(made by Harryさん)
→効果:まずはFディスクローターを交換し、娘を乗せて半日走り回ってアタリを付けましたが、初期の食いつきが少しだけ良くなったようです。
気を良くして、引き続き(娘を寝かせた後で)Rディスクローターも交換しました(この時期は寒さが身に凍みますw)

その後、ベスラのメタルパッドに交換して、完璧になりました(サスの弱さが目立つようになりましたが・・・)

スイングアーム&ホイール
レースをやっている友人が仕様変更であまったスイングアームを譲ってくれるというので、ついでとばかりにホイールまでかえることにしました(2008/07)
!ペンスケ リアスイングアーム
!ゲイルスピード 鍛造ホイール[TYPE-R]
→効果:ただでさえヒラヒラしていましたが、すんごいヒラヒラ感です。
チェーンラインが微妙にずれたので、アルミワッシャ(ブレーキホース用 1mm厚)でドリブンスプロケットをオフセットしています。
軽量化が利いて、燃費が1〜2km/Lのびました(喜)

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